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1. 概要

「コラム」カテゴリの記事では,知恵思考法・行動法の向上に,センス向上・批評力の洗練などに重きをおいた記事を,カテゴリーごとに分けて展開します.「コラム」では,手段や戦略の洗練や,疑問・問いの向上に,発想力を豊かにさせるなど,「知恵・センス・技能面の向上」にフォーカスを当てて,支援を行う記事群を,以下の各カテゴリーで提供しています:

Q&A記事アイキャッチ画像

コラムの各記事の目的は,考え方・分析力・思考力や,議論力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力に,執筆力・分析力・戦略立案力などを,伸ばしていただくことです.

更には,中級者でも上位層のマネージャー層の方々をターゲットに,更にプロジェクト遂行力・育成の方法のヒント・マネジメント力などの向上をねらっていく記事カテゴリも,ゆくゆく提供できればと思います.

1.1 コラムの記事執筆で意識していること

コラムの各記事では,以下のような点を意識して各記事を書いています:

  • アイデアを練る際の,基本的な考え方・視点の記事を提供.
  • プレイヤー力の向上
    • 思考力や行動面,疑問力・批評力など.
  • マネジャー力の向上
    • チーム構築,育成力,ビジネス力,研究企画力など.
  • 「環境の力」「仕組みでも勝つ」を重視して,それらを向上する方法も提案.

2. コラムの各カテゴリの詳細

コラムの「各カテゴリ」の詳細を順に紹介していきます.

2.1 Q and A 記事

「Q & A 記事」では,質問・疑問形式の記事タイトル(Question)に対して,管理人なりの回答(Answer)を提示することで,質問応答形式で、技術や手段に対する理解を深めていただく,コラムのカテゴリです.

2.2 CVML論文の検索キーワード

このカテゴリーでは,例えば「Rethinking」「in the wild」のように,近年のコンピュータビジョン(や周辺関連分野のディープラーニング系の論文)の英語研究タイトルに頻出の重要なキーワードや定形文を,各記事で紹介していきます.

3. コラムでの狙い

3.1 研究開発力も大事だが,その他のスキルの向上も大事.

このサイトの用語集やテキスト・論文で,単に「知識」「ツール・ソフトウェアの使い方」を詰め込んだけでは,各技術の意図もわかっていないし,本質も理解できていないゆえ,「レベルの高い研究開発」を行うことはできません.加えて,個人の研究開発クオリティだけでなく,自分たちの組織の運営・強化や,論文の執筆と学会発表,普段の研究開発の取組み,他人とインタラクションするスキルの高さも,非常に重要です.

また,実問題へ対処しながら,ユーザーのニーズもくみ取ったかたちで,「価値が高く,売れる製品」をビジネス価値の高さも意識してつくるには,単に研究開発力が高いだけでは達成できません.事業の作り方や継続方法,組織・環境の整えかたなど,ビジネススキルにも優れているなることも重要です.

お客様のニーズに沿った価値を出すことにも優れていないと,CVやDL・機械学習は,高度で専門的な技術であるゆえ,世の中に出しても簡単には価値になりません.データサイエンスやMLのサービス化の文脈では「ビジネススキルも重要」ということがよく言われるようになってきています.たとえ,研究開発した予測モデルの性能が高くても,よい論文が書けても,製品・サービスの価値や市場がなければ,お客様からは見向きもされないで終わってしまうことも多いです.つまりは,機械学習界隈でも,ただ研究開発力を向上させるだけでなく,最終的に製品サービスとして良いものをつくりあげるビジネス力やソフトスキル力も重要な時代となってきました.

そもそも応用実用では,「綺麗な理論先行の)論文どおり」には,全然うまく行かないことが,たくさんあります.ただし,実用の難しさ以前に,ビジネスでは何をやるかで的が外れていると,そもそもお役に立てないので,まずビジネスゴール設定やお客さんを良くみることの方が先決です).

3.2 自律的に進めるようになる「とっかかり」までを提供.

サイト全体の方針(もとい管理人の方針として),皆様の自律性や,自由に学ぶことを重視しています.したがって,(用語集でも同様ですが)コラムでも,完全な答えや,指導・教育目線の(各窒的な)ルールの提示は行いません.モンテッソーリなど,放置や見守りやNudgeを重視しています.

加えて,みなさま一人一人の個性や特性はそれぞれ異なるので,こうした知恵や行動指針については,画一的な絶対解も提示できません.従って,あくまで皆様が進む方向の選択肢や,その先どうやって(書籍や実践の中で)学んで向上させていくかの始めの「とっかかり」までの提供が,このサイトの役割だと思っています.今後提供する予定のWebコース・書籍でも,その役割は同様になると思います.

※ 本格的にお手伝いして貢献するには,やはり「直接のコーチングやアドバイス」をさせて頂かないないと無理です.私の苦手・未経験ビジネス分野だと,直接やり取りしてのお仕事化しても,うまく力にはなれませんでしょうし.